DECODEを支える技術

高速超解像ライブイメージング

概要

独自に開発した顕微鏡により、毎秒100フレームという高速で、回折限界を超える100nm分解能の高速超解像ライブイメージングを実現しました。 生きた細胞内の微細構造の動態の観察や、ハイスループットでの3次元超解像イメージングを行うことができます。

ミトコンドリア外膜 小胞体

特徴

- 従来の顕微鏡の2倍の空間分解能(100nm)を達成
- 最大100フレーム毎秒の高速撮影
- カバーグラス表面から離れた細胞深部でも良好な画像が取得可能
- 既存の蛍光タンパク質・蛍光色素がそのまま使用可能

実用・応用例

- 生きた細胞内の微細構造の動態観察
- 超解像ライブイメージング

関連情報

【関連論文・文献】

"Ultrafast superresolution fluorescence imaging with spinning disk confocal microscope optics "
Hayashi, S., Okada, Y.
Molecular Biology of the Cell 26, 1743-1751 (2015) doi:10.1091/mbc.E14-08-1287

「初めてでもできる! 超解像イメージング」 岡田康志編・著 羊土社、2016

【市販品】
オリンパス IXplore SpinSR

【プレスリリース】
シャッター速度世界一の超解像蛍光顕微鏡を開発 (2015年4月15日)

【関連研究室】
細胞極性統御研究チーム