DECODEを支える技術

マイクロデバイス設計・作製

概要

細胞や生体分子のような非常に小さい物質を閉じ込めるための微小デバイスの設計、作製を行います。フォトリソグラフィーを利用した微細加工(1μm以上)はもちろん、電子線リソグラフィーによる最小10 nm~1μmの超微細加工も行うことができます。これを用いることにより、微小空間で細胞と細胞外のタンパク質との相互作用を解析する、細胞を一つ一つ並べて観察するというような操作が可能になります。

微細加工デバイス

特徴

- 生体適合性材料を用いることで、デバイス上で細胞の培養が可能
- 様々な研究ニーズに対して、微細加工からデバイス構築、アプリケーションに至るまでパッケージした形でのソリューション提供が可能

実用・応用例

- 流れを利用した高速細胞分離・解析
- 並列流路を利用したハイスループット解析
- 細胞の分化実験
- 神経軸索伸展実験

関連情報

【特許】
“Fluid-controlling device for microchip and use thereof” (2015年 特許第US9073054号 理化学研究所)
“マイクロチップ用の流体制御デバイスおよびその利用” (2017年 特許第6172711号 理化学研究所)

【関連研究室】
集積バイオデバイス研究チーム

【微細加工デバイス使用を希望される方へ】
問い合わせ先 micro-fab[at]ml.riken.jp ([at]を@に置き換えて送信してください)